「アブカツ」は、神戸市の家庭・飲食店・地場企業から出る使用済みの食用油を集めて、日本の空を飛ぶ持続可能な航空燃料(SAF)にリサイクルする、地域循環型のコミュニティ活動です。神戸の「○○活」というネーミング文化(コベカツ等の先例)に着想を得て、子どもから高齢者まで誰もが「部活感覚」で参加できる、開かれた資源循環の場を目指しています。
神戸の捨てられる油を、誰でも参加できる「部活」のかたちで集め、日本の空と地域の未来をつなぐ。市民・飲食店・地場企業・行政が同じユニフォームで活動する、新しい資源循環のスタンダードをつくります。
2035年までに、神戸エリア(神戸・西宮・伊丹・芦屋/人口約250万人)の廃食油の30%をアブカツで回収。マツザワ創業100年の2053年に、神戸が日本のSAF原料供給の象徴的な街として知られる未来をつくります。
出典:環境省「廃食用油のリサイクル」資料、全国油脂事業協同組合連合会、SAF国内市場予測(2030年時点ベースシナリオ・SocialBridge集計)。
1953年、戦後の神戸で創業したマツザワは、70年以上にわたって地域の資源を回収し、循環させる仕事を続けてきました。4代目の宋浩典は、ソフトバンクで9年間グローバルビジネスに携わった後、2019年にSocialBridge株式会社を創業。2023年にマツザワを承継し、廃食油を持続可能な航空燃料(SAF)に転換する事業を始めました。
2026年、出光興産とのUCO基本契約を経て、回収量は月間2トンに到達。「家庭の油も、お店の油も、どこの誰の油も、みんなで集めれば空を飛ぶ」という気づきから、神戸の「○○活」ネーミング文化に着想を得た「アブカツ」という新ブランドが生まれました。
これは廃食油を集める仕組みであると同時に、神戸という街が、世代も立場も超えて同じユニフォームで活動する「部活」のような資源循環のかたちを世界に発信するプロジェクトです。2026年Q3以降、各地の販売店との連携も検討中です。
アブカツの基本フローはとてもシンプル。家庭・飲食店・地場企業から集めた廃食油を、すべてアブカツパートナーが定期巡回で対応し、出光興産ルートでSAF原料として再資源化。日本の空を飛ぶジェット燃料に生まれ変わります。
「○○活」のネーミング文化にあるように、アブカツも参加度を自分で選べます。年齢・職業を問わず、誰でも今日から仲間になれます。
| 部員ランク | 関わり方 | 主な活動内容 |
|---|---|---|
| ライト部員 月1回~ |
家庭・店舗の油を出すだけでOK。SNSでシェア。 | 家庭の油持ち込み/SNS発信/イベント来場/パートナー店の利用 |
| スポット運営者 月2~4回 |
「アブカツスポット」を運営、地域の持ち寄り受入を担当。 | アブカツスポット運営/イベント運営/ポイント運用/勉強会参加 |
| スポット長 週1以上 |
事業推進に深く関与。業務委託・採用接続も視野。 | 回収ルート同行/パートナー開拓/自治体連携/B Corp関連/後輩育成 |
アブカツは一社ではつくれません。出光興産との基本契約を軸に、地域の飲食店・地場企業・自治体・教育機関が同じユニフォームで活動する、開かれたコミュニティ運動です。
| 名称 | アブカツ(ABU◆KATSU)/旧称:サフトモ(SAFriends) |
| 運営 | SocialBridge株式会社 × マツザワ(Since 1953) |
| 本店所在地 | 〒652-0032 兵庫県神戸市兵庫区荒田町3-45-10 |
| キャッチコピー | 「てんぷら油が、空を飛ぶ。」 |
| 事業内容 | 廃食油の有価買取・集約/SAF原料供給/コミュニティ運営/環境教育・啓発 |
| 事業スキーム | 家庭・飲食店から廃食油を有価で買い取り(1pt=1円相当のアブカツポイント)。廃棄物処理法上の廃棄物に該当しないため、一廃許可不要。 |
| 買取単価 | 家庭500ml=10pt/シェフペール缶1缶=100pt/ハンター回収完了=30pt(家庭1件)・100pt(店舗1缶) |
| 主要パートナー | 出光興産(UCO基本契約)/ReFeed(日本総代理店)/マザームーンカフェ/鬼平コロッケ/木村石鹸 ほか |
| 活動エリア | 神戸市・西宮市・伊丹市・芦屋市を中心とする兵庫県下(順次拡大予定) |
| 立ち上げ | 2025年「サフトモ」として始動/2026年「アブカツ」にリブランド |
| 主要KPI | 月間廃食油回収量 2,291kg(2026年4月時点・過去最高)→ 2026年12月 月10t到達目標 |